シアリスの成分タダラフィルとは

タダラフィルは先行薬と比較して有用な面が多い

 

ホスホジエステラーゼ5阻害薬である

シアリスの主成分であるタダラフィルは、勃起不全の改善に有用であることが認められています。これはホスホジエステラーゼ5(PDE5)という酵素の作用を阻害する働きがあります。PDE5は筋肉を弛緩させる物質であるcGMPの作用を失わせる酵素です。男性の前立腺は年齢とともに肥大化して尿道を圧迫していきますが、これは筋肉の収縮が関係しており、勃起不全にも大きな影響があります。筋肉を弛緩させるには一酸化窒素が大きく関わっています。一酸化窒素による筋肉の弛緩は酵素であるPDE5が代謝していくので、これを阻害するとcGMPは不活性化されなくなり、結果的に筋肉を弛緩させる作用が強まることになります。ED治療薬として有名なバイアグラの主成分であるシルデナフィルもPDE5阻害薬です。

他のED治療薬にはないメリット

タダラフィルは、シルデナフィルなどの他のED治療薬に用いられている成分に比較して、持続性が高いという大きなメリットがあります。服用してから、およそ24時間以上効き目が持続し、長い人で最大36時間持続します。ただし効き目が現れるのが比較的遅い傾向があり、服用後3時間程度しないと効果が実感できないことが多いです。穏やかに効いてきて、持続性があると考えれば良いでしょう。また、シルデナフィルなどの成分を含むED治療薬では食事の影響を受けやすいというデメリットがありますが、タダラフィルは約800キロカロリー程度までなら効果に問題はありません。日本人の夕食で見てみると、ひれカツ定食がだいたい800キロカロリーくらいで、魚を使った定食は700キロカロリーくらいです。

有効な使い方

タダラフィルを主成分とするシアリスは、バイアグラと比較すると即効性は劣りますが持続性に優れるという違いがあります。バイアグラは服用してから1時間程度で効果が現れて、5時間くらいで減少していきますが、タダラフィルは水溶性がシルデナフィルよりも低いため、服用から効果が現れるまでに3時間程度かかり、じわじわと20時間から36時間ほど精力の増強の効果が現れます。また、副作用がバイアグラよりも少ないというメリットもあります。バイアグラもシアリスも心疾患や高血圧症の人は用法や用量については注意が必要で、医師の指示に従う必要があります。むやみに使用すると、急激な血圧の低下を伴い、最悪で死に至ります。使い方には充分に注意しましょう。