シアリスの効能

シアリスはPDE5阻害薬としては他のED治療薬と効能は変わらない


遅効性の薬

シアリスはED治療薬の元祖的な存在であるバイアグラと比較すると遅効性の薬です。バイアグラは服用してから1時間程度で効果が現れて、4時間から5時間ほど持続する即効性の薬です。バイアグラに引き続いて登場したED治療薬は、バイアグラの欠点を補う形で開発されており、たとえば2番目に登場したレビトラは即効性重視で、服用から最短で20分程度で効果が出ます。シアリスは前者2つとは違うコンセプトで開発されたもので、じっくり効き目が現れ持続性が高いという特徴があります。服用してから効果を実感できるまでに3時間から4時間程度かかりますが、持続時間は最大で36時間です。金曜の夜に飲めば日曜日の昼まで持つということから「ウィークエンドピル」などと呼ばれています。即効性のバイアグラとレビトラ、ゆるやかな効果のシアリスという違いで覚えておくと良いでしょう。

タダラフィルの効能

シアリスの有効成分はタダラフィルという長時間型のPDE5阻害剤です。効能はいわゆるEDと呼ばれている勃起不全だけでなく、肺動脈性肺高血圧症、前立腺肥大に伴う排尿障害も認められています。勃起不全の場合にはシアリスという商品名で販売され、肺高血圧症の薬としてはアドシルカ、排尿障害の薬としてはザルティアという名前で販売されています。

持続性が高い

シアリスと他のED治療薬との大きな違いは、食事の制限をあまり受けないという点です。効果時間も長いため、服用のタイミングをあまり気にせず済みますし、効能が切れる前に性行為をしなければいけないという精神的なプレッシャーが必要ありません。焦りやプレッシャーは精神的な行為でもある性行為では重要なファクターです。EDになる前の自然に近い状態でセックスが可能になります。

基本的な機能は他の薬と同じ

ED治療薬は、シアリスやレビトラ、バイアグラが知られていますが、この3種類の基本的な機能はほとんど変わりません。男性器の勃起に必要な血管拡張機能です。勃起にはcGMPという成分が作用して血管が拡張される必要がありますが、PDE5という酵素はこれを破壊する働きがあります。cGMPを活発にするためにはPDE5を不活性化する必要があり、シアリスなどのED治療薬はPDE5を阻害して正常な勃起を得られるようにした薬です。バイアグラは食事の影響を強く受けますが、シアリスは800キロカロリー未満の食事であればほとんど影響は受けません。カレー1皿がおよそ750キロカロリー程度で、軽く食事をしても影響がないというのがシアリスの特徴です。